排球少年 > 文章 > 情报 > 排球少年237话情报图
扉絵はごちそうを食べまくる烏野メンバー。
自分の顔より大きなおにぎりを食べる日向。
『イマ食べたもの全てが、やがて血となり肉となり、先へと進む力となる――!!』
寺泊のボールを胸で受ける日向「オブ!!」
思わず涙目になってしまう。
(前出すぎたァァ…!!)
すかさず田中がフォロー。
「サイッ」
「田中ナイスフォローッ!!」
田中「旭さん!」
最後は東峰が押し込む。
実況『3番東峰上手く押し込みました!』
西谷&菅原「「おおっし!!」」
烏野18-18椿原
実況『烏野高校がブレイク!!同点に追いつきます!!』
カップル女「はぁ――やっと決まったあ~」
カップル男「長いラリー疲れる…」
山口「日向ってホント運が良いのか悪いのか…」
西谷「いや」
「翔陽は今“わかって”あそこに居たぞ」
山口「!」
【日向サーブ2回目】
貝掛「オーライ!」
越後のトスに、すぐ横の寺泊が飛ぶ。
しかしよく見ていた月島。
月島(バック・)
(アタック)
後ろから飛んできた丸山にドンピシャであわせる月島。
月島(プッシュ)
ブロックに弾かれるボールをしっかり捉えていた日向、
またしてもボールの進路にいち早く飛び出す。
西谷&月島「「!」」
日向「オブ!!」
今度は肩で受ける日向。
山口「!?」
会場「!?」
えぇ…みたいなリアクションの観客席。
日向(また出過ぎたァァッ…!)
澤村がフォローに入る。
澤村「クッ」
それを田中がすかさず相手コートへ。
誰もいない所に向かうボール。
丸山&貝掛((クッソムカつくとこにっ))
観客席の黒川(烏野の前主将)
黒川「……」
【黒川回想】
『ラスト返せ田中!』
田中『フンッ』
『アウトーッ』
田代『気合いで打ちゃあ良いってモンじゃねぇぞー!』
田中『ハァイ!!』
田中龍之介(中3・体験入部中)
菅原『完全に口だけ返事』
澤村『センスは良さげだ』
東峰『あれ後輩かぁ~…』
黒川『………』
【回想終わり】
田代「ハァ~!良いトコ返しよる!」
「よく見てんなぁ…!」
頷く黒川。
越後「丸山(マル)!」
丸山「オァッ」
「越後ラスト!」
越後はわざと影山にボールを送る。
影山「!」
「チッ」
実況『セッター影山がファーストタッチ!』
解説『セッターに取らせて多彩な攻撃を封じましたね』
イラつく影山。
澤村「月島」
月島「ハイ」
東峰「レフト!!」
月島「東峰さん」
影山「!」
田中「!」
菅原(月島は得意な事でなくてもそれなりに“こなす”)
(でもこれは)
(少しのぎこちなさと)
(最大限の)
(“丁寧”)
フワっと高いトスを上げる月島。
『トス低い!雑!!』と怒鳴る五色の顔が浮かぶ。
月島「……」
東峰(うおなんか)
(感動)
気合いの入る東峰。
「ブロック3枚!!」
「!」
渾身のアタックはブロックを弾いて場外へ。
丸山「ア”ア”ッ!」
実況『3番東峰ブロックを弾き飛ばしたーっ!!烏野高校が連続得点をもぎ取るー!!」
カップル「“サムライ”つえーっ」
烏野19-18椿原
じわっとくる田代「東峰っ立派になったのは見た目だけじゃないなっ…!」
黒川「そうっスね」
東峰「月島ナイストス!」
月島「あハイ」
(やっぱ距離感掴みにくいな)
(ぶっちゃけ半分はラッキー)
解説『1年生月島君打ちやすい良いセットアップでしたね』
『ああいうのがちゃんとできるかどうかでチームとしての完成度に差が出てきますよね』
無言で月島を睨む影山「……」
月島「……」
「日向(チビ)と同じ様な反応すんのやめてくんない」
『くやしさをかんじます』
影山「あ??(怒)」
一方、観客に笑われる日向。
観客「あの10番“体当たり”得意なのかな(笑)」
「手で取れよー(笑)」
顔を赤くする日向「くっ…!」
(今日2回目…!)
澤村(…いつもの“野性的反射”とかじゃなくて)
(“読んでいた”)
そのことに影山も月島も気づいていた。
コートの選手たちを見る滝ノ上。
滝ノ上「なんつーか…」
「育ってんな…!」
日向はさっきの月島のブロックを思い出していた。
日向(そうだよな)
(強打じゃないからって前に落とすとは限らないじゃんか)
真剣な日向の横顔を見ている武田(ああ)
(インプットしている)
■一つ一つを糧にしてー!!